台地と低地ばかりの東京都心に対し、台地・丘陵・山地・低地と地形がバラエティーに富む多摩武蔵野。古多摩川が造った崖の高低差と、正真正銘のくぼ地のスリバチ(吉祥寺や小平に多い)の風景など、都心とは違った地形の面白さを18のエリアに分けてスリバチの達人たちが解説。収録地図は、凸凹表現を実現した現代図と、明治期以降の古地図の1エリア2図の構成。およそ100年前からの土地の移り変わりも見て楽しめます。
●地元スリバチの達人が多摩・武蔵野の凸凹地形歩きの楽しさを余さず紹介
スリバチ歩きの伝道師・皆川典久氏(東京スリバチ学会会長)と地元スリバチ歩きの達人二人による指南書。地形に目を向ければ、町の成り立ちが見えてくる。それぞれの地域がもつ地形の役割とは?見どころはどこ?を達人たちがくまなく解説。
●多摩・武蔵野でもとくに凸凹歩きが楽しい18エリア
1.吉祥寺・井の頭 2.仙川・つつじヶ丘・柴崎 3.深大寺・三鷹 4.国分寺・小金井 5.東久留米・ひばりが丘 6.東村山 7.府中 8.国立・谷保 9.立川 10.羽村・福生 11.青梅 12.稲城 13.永山・多摩センター・唐木田 14.玉川学園・薬師池・金井 15.町田 16.日野 17.八王子 18.高尾
●凸凹現代図と明治図で地形の特徴や変遷もバッチリ!
各エリアごとに地形の凸凹を表現した画期的地図と明治図付き。それぞれの地域がどんな凸凹地形になっているかがバッチリわかるうえ、同範囲の100年相当前の明治図と比較することで地域の変遷までわかります。
【監修者】
多摩武蔵野スリバチ学会