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  • 出版社昭文社
  • ISBN9784398295477
  • 発行2021年9月

ことりっぷMagazine Vol.30(2021 Autumn)

日々の暮らしのなかに、すぐ取りいれたくなる、背伸びしない日用品や器を探しに、日本各地を訪ねてみませんか。各地にある伝統あるものから、貴重な材料を使ってつくる一生添い遂げたいクラフト、また若い職人から、熟練の技でつくる民藝まで、一つとして同じものがない暮らしに取り入れたくなどものを探しに。各地にいる目利き、職人、また料理家やインテリアスタイリストなど、様々な視点から日本のクラフトのセレクトの仕方などを指南してもらっています。
●クラフトをめぐる小さな旅
茨城県・笠間と栃木県・益子では個人で活動されている作家さんのかわいい器を。岐阜では飛騨の木工を使用したずっとそばにおいておきたくなる木工製品を制作するご夫婦に会いに行きました。金沢では伝統工芸を取り入れた日常使いできるものから、クラフト文化が根付く土地だから生まれたアートな作品を生み出す女性作家さんのかわいいものをご紹介。鳥取では民藝運動の象徴になった窯元を訪ねたり、大分・竹田ではアートなクラフトを発信している場所を訪ねました。
●料理家さんの旅で出会ったうつわと料理
料理家・井澤由美子さんと岐阜と東京で2拠点で生活するminokamoさんに旅先で出会った使い勝手のよい器・ガラス・道具などををその思い出とともに語っていただきました。またその器やガラスに盛り付けたい、その土地のローカルな味を取り入れた、秋に味わいたい簡単レシピをご紹介。料理家ならではの各地の取り寄せしたくなる調味料や食材、ご自身でつくった調味料など、旅に行けなくても食卓が旅した気分になるアイディアがいっぱいです。
●日本のクラフトを取り入れたインテリアレッスン
日本各地にあるその土地に根差した用の美、民藝をいまの暮らしに自然に取り入れるには?旅先で購入した民藝を自宅に持ち帰ったあとにひと手間や用途を変更して使用するなど、インテリアスタイリストのアドバイスで日々の暮らしの中に、旅した気分になるアイディアを教えていただきました。またインテリアスタイリストならではの目利きもあわせてご紹介。購入したあとに眠ってしまっている民藝や器など、いま自宅にあるものでも試すことができるアイディアもいっぱいです。
●収録エリア
北海道・白老、茨城・笠間、栃木・益子、千葉、金沢・能美市、愛知(豊川、瀬戸)、岐阜(飛騨、高山、下呂、恵那)、鳥取、徳島、高知、大分・竹田
●季節ごとの旅行の楽しみ方を伝えるライフスタイルマガジン
"街のいいところをみつける、旅のきっかけマガジン"をコンセプトに、人気ガイドブックシリーズの「ことりっぷ」が、季節ごとにすてきな街へ旅したくなる幅広いテーマで、あたらしい旅先をお届けします。すてきな街、食、歴史、文化、その街で暮らす人をたずねたり、旅にまつわる映画、音楽、インタビュー、レシピなどもご紹介。旅に出かけたくなるだけでなく、読むだけで旅した気分になれる、新しいライフスタイルにもつながる、旅のきっかけマガジンです。

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