保護者等から頻繁に問いかけられる言葉――「この子は“ふつう”でしょうか?」。臨床家は、その子の問題とされている所が、年齢相応の成長過程の中で起こりうるものか、支援が必要なSOSのサインなのかを見極め、適切に介入することが求められる。
各年齢ごとの発達を、脳や身体、性、認知、情緒、アイデンティティなど、多角的な側面から解説した本書は、成長する子どもの全体像を把握し、この適切な介入をするための指針となる。
年齢ごとの発達の特徴や関わり方のコツ、支援を求める必要がある場合の目安などをまとめたハンドアウト資料付き。
原書名:A Therapist’s Guide to Child Development: The Extraordinarily Normal Years