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  • 著者辰井裕紀
  • 出版社PHP研究所
  • ISBN9784569849829
  • 発行2021年8月

強くてうまい!ローカル飲食チェーン

「地元に残る」が価値になる。――「秘密のケンミンSHOW」元リサーチャーが全国行脚! 福田パン、551HORAI、ばんどう太郎、おにぎりの桃太郎、ぎょうざの満洲、カレーショップ インデアン、おべんとうのヒライ。「逆境をチャンスに」厳選7店の儲かる黄金ルール
地域に根差し堅調に営業を続けるローカル飲食チェーン。豚まんやカレー、おにぎり……メニュー自体の魅力に加え、創意工夫を積み重ねたサービスで、地元の期待に応える。コロナや震災、全国チェーン台頭などの逆境もハートとアイデアで乗り越えてきた。
本書では、東北ローカルフードの代表格である福田パン(岩手)や、出張者も地元民も愛する551HORAI(大阪)など、「ローカルで繁盛している」「すごいビジネスの工夫がある」の2条件を満たすローカルチェーンを7店紹介。かつて「秘密のケンミンSHOW」でリサーチャーとして全国各地のネタを集めた著者が現地で徹底取材。地元発だからできるローカライズ戦略、看板メニューを磨くワザ、店の稼ぎ頭(何で稼いでいるのか)など「売れ続ける理由」を探る。
豊富な写真と実食レポを通して、実際に入店した気分にも浸れる。「うまい!」の裏には「うまい経営」がある(「はじめに」より)。「おいしい!」と「すごい!」を同時に味わえて、本編200ページ超えのオールカラーで楽しめるビジネス×ローカル・グルメ本。
●「はじめに」より
日本を見渡せば、ローカルチェーンとしての特性を活かして、全国チェーン顔負けの繁盛っぷりを見せるお店がある。全国一律のサービスが基本の全国チェーンに対し、ローカルチェーンは地元で生まれて育つから、必然的に店がその土地向けにローカライズされる。さらには、ローカルで圧倒的なシェアを獲得することで、スケールメリットでも全国チェーン顔負けのパワーを備えたお店もある。そんなローカルチェーンならではの生き残り戦略に注目したのがこの本である。全国各地の店舗に足を運び、キーマンに話を聞いた。その考え方やノウハウは、飲食店の関係者はもちろん、あらゆる人にとって役に立つヒントになるはず。

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