• Authorヴィヴィエン・ゴールドマン 野中モモ
  • PublisherPヴァイン
  • ISBN9784910511030
  • Publish Date2021年12月

女パンクの逆襲──フェミニスト音楽史

ロックの男性中心の物語に対しての気迫のこもった反論、
それぞれの自由を追い求めた女パンクの信念と実践を報告する、
フェミニスト音楽史の決定版 !
1970年代にイギリスで最初の女性音楽ジャーナリストとしてパンクをレポートし、
現在はNY大学で「パンク」と「レゲエ」の講義を持つ通称「パンク教授」による、
女性パンクについての目を見張る調査によるレポート。
著者は、「アイデンティティ」、「金」、「愛?」、「プロテスト」という4つの
テーマに分けながら、パンクが女性にとっていかに解放的な芸術形態であるのか
という理由を探り、歴史をひとつひとつ解き明かしていく。
70年代のロンドンのパンク・シーン、NYのノーウェイヴ、そしてLAパンクから、
コロンビアやインドネシア、日本や中国、ドイツやスペイン、メキシコや
ジャマイカ、あるいは東欧やインド、ロシアへと、女パンクの世界ツアーを繰り広げる。
「フェミニスト音楽の系譜」とその意義を綴る本書は、
米『ローリング・ストーンス』誌のブック・オブ・ジ・イヤーに選ばれ、
英『ガーディアン』をはじめとする世界の有力紙において絶賛された。
フェミニスト音楽を知る上で、今後も参照されること必至の決定版である。
登場するアーティスト :
ポリー・スタイリン、ブロンディ、ビキニ・キル、ザ・レインコーツ、リジー・メルシエ・デクルー、デルタ5、パティ・スミス、マラリア !、ESG、少年ナイフ、ザ・スリッツ、プッシー・ライオット、メイド・オブ・エース、CRASS、ポイズン・ガールズ、挂在盒子上、クリッシー・ハイド、グレイス・ジョーンズ、オー・ペアーズ、ザ・モ‐デッツ、ネナ・チェリー、スリーター・キニー、ザ・セレクター、ジェイン・コルテス、ターニャ・スティーヴンズ……ほか多数

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