『本草図説』中いちばんバラエティに富んだ構成になっている。それは日本に定住していていたサル・ウサギ・タカ等の動物、鳥類のほか、海外からのゾウ・キリン・ラクダ・カンガルー等の渡来動物が混在していて、江戸の博物図譜ならではの観を呈しているからである。ほかに鳳凰・雷獣・食火鳥などの空想動物や、人類の項では外国人への描写などもうかがえる。
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