• 著者ロナルド・コーエン 斎藤聖美
  • 出版社日経BPM(日本経済新聞出版本部)
  • ISBN9784532358983
  • 発行2021年12月

インパクト投資 / 社会を良くする資本主義を目指して

資本とイノベーションを利用し社会・環境問題を解決する
新しい経済システム「インパクト投資」を創始者が解説する
「FTが選ぶ2020年ベストブック」
「インパクト投資の創始者による必読書」
――フォーブス誌

「インパクト投資は、人類の経済システムを変革し救済するための、重要な新アイデアである」
――ポール・ローマー(ノーベル経済学賞受賞者)
「善行と経済的成功を両立したい人の必携書だ」
――ボノ(U2)
「[インパクト投資の]目標は、社会的な目的を組み込んだ新しい形の資本主義を築くことにほかならない。本書はこの革命に関心があるすべての人に読まれるべきだ」
――マーティン・ウルフ(フィナンシャル・タイムズ紙チーフ・エコノミクス・コメンテーター)
 世界中で、資本主義と民主主義が大きな試練の時を迎えている。現状の格差のレベルは持続可能ではないことがいよいよ明白になってきた。先進国でも発展途上国でも、世界中の人々が社会的・経済的・環境的な配分が不公平なことを腹立たしく思っている。今日の不平等は政治的な原因によるところもあるだろう。だが主には経済システムの結果だ。
 機会と結果をもっと公平に分配し、SDGsのような大きな社会課題を解決する新しいシステムに移行すべきときがやってきている。社会・環境のインパクトと利益の双方が生み出され、利益だけを優先することはない新しいシステム――インパクト資本主義が必要だ。
 民間の投資資金を活用し、社会進歩を加速させる新しい手法――インパクト投資を、その創始者が解説する。

>> 続きを表示