ちょっとガンコなカメが見つけたのは、一輪の花が咲く「お気に入りの場所」。けれど、おしゃべりなアルマジロも無口なヘビも、そこに行きたがりません。しびれを切らして迎えに行くカメの頭上高くには、大きな岩が……。大人気の「ぼうし」シリーズ作者ジョン・クラッセンさんが描く、ちょっぴりドキドキするお話を、今回も長谷川義史さんが絶妙な間の大阪弁で訳しました。