英語はいつ、どこで生まれたのか。いかに成長していったのか英語はどこから来てどのような経過で世界一五億人の言語となるに到ったのか――。1500年前にフリースランドからブリテン島に入り込んだゲルマン人の言葉。わずか15万人の話者しか持たなかった英語の祖先は、衰退と絶滅の危機を乗り越え、やがてイングランドの公用語から世界の「共通語」へと大発展してゆく。周辺言語との格闘と成長の歴史。※本書の原本は2004年5月、(株)アーティストハウスパブリッシャーズより刊行されました。