・柳宗悦「没後60年」。海外の名品を撮りおろした「民藝」決定版
・李朝の陶磁器、石工、木工、文字絵など名品が充実
・入魂の写真から伝わる“美しきもの”のテクスチャー
・スリップウェアに代表される西洋の美、台湾衣裳も
2021年は民藝運動を提唱した柳宗悦の「没後60年」。
名もなき工人たちが作った生活道具に美を見出した柳は、
それらを「用の美」と称えました。彼の眼は海外にも向けられました。
李朝の「染付や白磁の陶磁器」「水注などの石工」
「箪笥や盤、膳などの木工」「文字絵や文房図などの民画」、
中国の「陶磁器や家具・調度」、
西洋の「スリップウェアや家具」などから、
日本民藝館が名品を選び、監修し、解説したのが本書です。