• 著者伊東潤
  • 出版社講談社
  • ISBN9784062772174
  • 発行2012年3月

疾き雲のごとく

継母と弟を斬り堀越公方(ほりごえくぼう)となった足利茶々丸。遊女・香月(かげつ)を伴い奥修善寺の隠し湯へ赴いた茶々丸は、湯壺で痩せぎすの若僧と打ち解ける。その正体も知らず――(「修善寺の菩薩」)。戦国黎明期を駆けた伊勢宗瑞(そうずい)こと北条早雲とは破滅の凶手か、革命の嚆矢か。宗瑞が照らし出す名だたる武将たちの光と影を描いた名篇集。(講談社文庫)
継母と弟を斬り堀越公方(ほりごえくぼう)となった足利茶々丸。遊女・香月(かげつ)を伴い奥修善寺の隠し湯へ赴いた茶々丸は、湯壺で痩せぎすの若僧と打ち解ける。その正体も知らず――(「修善寺の菩薩」)。戦国黎明期を駆けた伊勢宗瑞(そうずい)こと北条早雲とは破滅の凶手か、革命の嚆矢か。宗瑞が照らし出す名だたる武将たちの光と影を描いた名篇集。
※本書は2008年7月に宮帯出版社より『疾き雲のごとく――早雲と戦国黎明の男たち』として刊行されたものを加筆、修正したものです。

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