• 著者永井玲衣
  • 出版社晶文社
  • ISBN9784794972743
  • 発行2021年9月

水中の哲学者たち

小さくて、柔らかくて、遅くて、弱くて、優しくて、
地球より進化した星の人とお喋りしてるみたいです。
──穂村弘
もしかして。あなたがそこにいることはこんなにも美しいと、
伝えるのが、哲学ですか?
──最果タヒ
みなが水中深く潜って共に考える哲学対話。
「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」
それを追い求めて綴る、前のめり哲学エッセイ!

「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」それを追いかけ、海の中での潜水のごとく、ひとつのテーマについて皆が深く考える哲学対話。若き哲学研究者にして、哲学対話のファシリテーターによる、哲学のおもしろさ、不思議さ、世界のわからなさを伝える哲学エッセイ。当たり前のものだった世界が当たり前でなくなる瞬間。そこには哲学の場が立ち上がっている! さあ、あなたも哲学の海へダイブ!
人々と問いに取り組み、考える。哲学はこうやって、わたしたちの生と共にありつつ〓けてきた。借り物の問いて〓はない、わたしの問い。そんな問いをもとに、世界に根さ〓しなか〓ら世界を見つめて考えることを、わたしは手のひらサイス〓の哲学と呼ふ〓。なんた〓かと〓うもわかりにくく、今にも消えそうな何かて〓あり、あいまいて〓、とらえと〓ころか〓なく、過去と現在を行き来し、うねうねとした意識の流れか〓、そのままもつれた考えに反映されるような、そして寝ほ〓けた頭て〓世界に戻ってくるときのような、そんな哲学た〓。(「まえがき」より)
【目次】
1 水中の哲学者たち
2 手のひらサイズの哲学
3 はい、哲学科研究室です

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