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  • 著者山中浩之 川内潤
  • 出版社日経BP
  • ISBN9784296108848
  • 発行2022年10月

親不孝介護 距離を取るからうまくいく

「親の介護」と聞いただけで、目をそらしたくなったあなた。この本は介護から逃げて逃げて逃げまくりたいあなたのための「怖くない・無理しない・できることしかやらない」ことを全面的に肯定する、初めての介護本です。「親不孝を薦めるとは何事だ」とお怒りの貴方。お気持ちはごもっともですが、こと親の介護では、普通ならば「親孝行」と考えられることが、親も、あなたも不幸にしてしまうことが多いのです。しかも、「いいことをしている」つもりだから、始めてしまったら止めにくい……。
介護を介して、自分が愛する親を憎んだり、きつい言葉をかけてしまったりするのは自分を含めてよくある話です。そんなお互いに辛い状況に陥る前に、あえて「親不孝介護のススメ」をさせてください。介護が本格的に始まる前にこの本で「介護の常識は『親不孝』と腑に落ちれば、きっと気持ちも体も楽に親御さんに向き合えます。そもそも、子どものあなたが朗らかなことが一番の「親孝行」ではないでしょうか。 電通などの大手企業の社員の介護コンサルティングを長年引き受けているNPO法人となりのかいご代表、川内潤さんがその体験から語る「親不孝介護」を、普通の会社員、編集Y(一人っ子、母親が田舎で独り暮らし)が実践してみたらどうなったか。包み隠さずお話し致します。
●親の介護という「無理ゲー」
●かくてわが撤退戦は始まった
●「いつ会社、やめるんですか?」
●警察を呼ぶ親に怒りまくる私
●「一人っ子で田舎に親が? それは恵まれている!」は?
●介護の人から「いいサービス」を受けるには
●それでもだんだんやばくなる母
●「いい施設」は子どもの「承認欲求」を狙う
●「もしこちらの施設で、親が死んだとしても」
●「親にウソをつく」ことへの抵抗
●幸せってなんだっけ~定年前に介護をする意味
●人事の人が用意しておくといい考え方
●成果主義と介護の相性の悪さ

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