近くの書店で在庫を調べる
  • Author富安陽子
  • Publisher偕成社
  • ISBN9784038145100
  • Publish Date2021年12月

博物館の少女 怪異研究事始め

運命に導かれ、文明開化の東京にやってきた少女イカルは、上野の博物館の古蔵で怪異の研究をしている老人の手伝いをすることになる。日本に誕生して間もない博物館を舞台に、謎が謎を呼ぶ事件を描くミステリアスな長篇。
明治16年、文明開化の東京にやってきた、大阪の古物商の娘・花岡イカルは、親戚のトヨの用事で上野の博物館を訪れた際、館長に目利きの才を認められ、博物館の古蔵で怪異の研究をしている織田賢司(= 通称トノサマ)の手伝いをすることになる。
トノサマの指示で蔵の整理を始めたイカルだったが、目録と収蔵品の照合を終えた後、黒手匣(くろてばこ)という品物だけが何者かによって持ち去られたことが発覚した。いったい誰が、何の目的で盗んだのか? 隠れキリシタンゆかりの品とも噂される、この匣に隠された秘密とは?

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • ラブ、スター・ガール
  • さるかにかっせん
  • 街角には物語が・・・・・
  • アイスプラネット
  • 生命の起源はどこまでわかったか / 深海と宇宙から迫る
  • あの庭の扉をあけたとき
  • 続ざんねんないきもの事典 / おもしろい!進化のふしぎ
  • むかしむかしあるところに、死体がありました。
  • おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典
  • モモ / 時間どろぼうと、ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語