本書では、2010年から10年間の実践を基に、IR、学生調査、ポートフォリオというツールを統合的に利用しながら高等教育の内部質保証に向けた課題を整理し、そのグッドプラクティスを例示する。日本の高等教育研究者に向けて、今後の学習成果の可視化と内部質保証の手がかりを提案する。