ジョバンニとカムパネルラの二人の少年は、銀河鉄道にのって四次元へのふしぎな旅に出ます。美しい音楽を聞きながら、まるで銀河系宇宙のかなたを旅しているような気持ちになる『銀河鉄道の夜』をはじめ、『オツベルと象』『雁(かり)の童子(どうじ)』『なめとこ山のくま』『北守(ほくしゅ)将軍と三人兄弟の医者』『水仙月(すいせんづき)の四日』ほか、代表的な詩『雨ニモマケズ』の全文を収録。