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  • 著者アラップ 日経アーキテクチュア
  • 出版社日経BP
  • ISBN9784296111091
  • 発行2022年1月

ARUPの仕事論 / 世界の建築エンジニアリング集団

世界で最も有名な建築エンジニアリング集団、アラップの仕事を解説。
豊富な写真や貴重な資料などを交え、名建築のプロセスを読み解く。
 オーストラリアの「シドニーオペラハウス」をはじめ、国内では「関西国際空港」や「新国立競技場旧案」など、世界中で長きにわたって有名プロジェクトに携わってきた総合エンジニアリング会社Arup(アラップ)。1946年の創設以来、英ロンドンに本社を構え、現在は世界33カ国に事務所を展開している。
 同社の強みは、個々の高い専門性と、全世界に広がる柔軟なネットワークづくりにある。エンジニアリングの専門家集団として、時には建築家をサポートし、時には対等に議論を交わしながら、複雑かつ斬新なビッグプロジェクトの数々を完成に導いてきた。
 本書では、アラップが海外で手掛けた代表的なプロジェクト事例を、5つのテーマに分類して解説。同社だからこそお見せできる、シミュレーション図や工事写真など貴重な資料もふんだんに盛り込み、エンジニアリングや、建築家とのコラボレーションの面白さを描き出す。
【目次】
まえがき・目次
Part1 鼎談
建築家・伊東豊雄氏×アラップ鼎談 「エンジニアとの打ち合わせは真剣勝負」
建築家・藤本壮介氏×アラップ鼎談 「アイデアを膨らませて実現する『柔らかさ』と『堅さ』」
Part2 世界のプロジェクト
Section1 Structure (ストラクチャー)
 「ボスコ・ヴェルティカーレ」(イタリア)、「ザ・シャード」(英国)、「ボンベイ・サファイアの蒸留所」(英国)など
Section2 Sustainability (サステナビリティー)
 「サンフランシスコ国際空港」(米国)、「デュルック・ホワイト・ロータス・スクール」など
Section3 Renovation (リノベーション)
 「シドニーオペラハウス・コンサートホール大改修」(オーストラリア)、「テート・モダン」(英国)など
Section4 Infrastructure (インフラストラクチャー)
 「北京大興国際空港」(中国)、「バンコクMRTブルーライン延伸事業」(タイ)など
Section5 Digitalization (デジタライゼーション)
 「マスマティックス(数学)ザ・ウィントン・ギャラリー」(英国)、「One Taikoo Place」(香港)など
Part3 日本建築家との協働
「V&Aダンディー」(英国)、「台南市美術館・当代館(2館)」(台湾)
Part4 Arupエンジニアのインタビュー
あとがき・意匠設計者索引

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