”怪奇”に咲く、一輪の華。 時は江戸。“怪奇”を追い、その謎を解き明かして回る兄弟がいた。不老不死の小さな兄「志月」と、弟の「千兼」。変死体事件の現場に居合わせたことで、事件の容疑者として捕まってしまった二人。幸いなことに、容疑はすぐに晴れ解放される。その後も真相を追う中で、二人は怪しい彫金師の噂を耳にするが、志月はどうにも腑に落ちないようで…。世に蔓延る謎を解く江戸推理譚、第3巻。
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