• Author日本プライマリ・ケア連合学会
  • Publisher南山堂
  • ISBN9784525202132
  • Publish Date2021年12月

日本プライマリ・ケア連合学会基本研修ハンドブック 改訂3版

<新・家庭医療専門医を目指す医師必携の学会公認テキスト!>
2020年度より新しくなった新・家庭医療専門医制度。専門医として求められる資質能力(コンピテンシー)をもとに、研修の基本から家庭医療固有のテーマやアプローチ法まで、専攻医として必要なものを網羅しています。
また、各項目には指導医へのメッセージ、巻末にはポートフォリオの領域ごと推奨文献リストなどもあり、学習者だけではなく指導者にも有用なものとなっております。
◇おもな内容◇
研修を始めるにあたり
プライマリ・ケアを専門とする医師を目指す
Ⅰ.目指すべき家庭医像
1わが国および世界のプライマリ・ケア,家庭医療,総合診療の歴史と現状
2かかりつけ医,総合診療専門医,そして新・家庭医療専門医
3家庭医療・総合診療のコンピテンシーとプログラムの概要
4専門医取得後のキャリアパス/生涯学習およびフェローシップ

Ⅱ.基本研修リスト
A.家庭医療専門研修領域
1未分化で多様かつ複雑な健康問題への対応
2ヘルスプロモーションと疾病予防
3行動科学・行動変容・行動経済学など各種理論に基づいたアプローチ
4医療面接,医療コミュニケーション
5診察法
6慢性疾患のケア,Chronic Care Model
7マルチモビディティへのアプローチ
8継続的な医療,ケア
9生物心理社会モデルと患者中心の医療
10関係性と文脈に基づく医療   …など
B.基本研修領域
1病院総合医・病院家庭医
2診療所における救急医療
3小児の診療
4思春期のケア
5高齢者のケア
6在宅医療
7施設入居者・長期療養施設入所者へのケア
8テレメディシンと遠隔診療
9筋骨格診療とスポーツ医学
10プライマリ・ケアにおける遺伝学・genetics   …など
Ⅲ.家庭医療・総合診療の研修および評価
1家庭医療・総合診療の教育・学習と学習理論
2カリキュラム開発における学習と評価について
3 Off-the-job trainingの概要
4研修手帳の使い方
5ビデオレビューのプロセスとポイント
6業務基盤型評価のプロセスとポイント
7家庭医療専門医試験のデザインとポイント
8ポートフォリオを用いた研修および作成のプロセスとポイント
9ポートフォリオ指導と臨床実践・振り返り・勉強会
10ファカルティ・ディベロップメント

Ⅳ.学びを深めるためのツール
・ポートフォリオ・コンピテンシー対応表
・ポートフォリオの領域ごと推奨文献リスト

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