「発達障害だから」ですませないために、一人ひとりの「くせ」を理解する私たちは身の回りにある様々なものごとを、頭の中でどのように処理しているのだろうか? 発達障害のある人が感じる生きづらさの背景には、「情報処理の仕方の独特さ」という具体的な要因がある。本書では、そのような独特な「くせ」に注目することで「その人ならではの特徴」を理解し、一人ひとりの日常生活の中でのつまずきに対処するためのヒントを示す。