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  • 著者七尾与史
  • 出版社二見書房
  • ISBN9784576220178
  • 発行2022年2月

無邪気な神々の無慈悲なたわむれ

辻村正樹と京子夫妻が瑠偉を養子に迎えて1年目。記念旅行として美しいリゾート児宝島を訪れた。ちょうど島の生き神様について取材するという鶴見真治、朱美夫妻と知り合い、ともに島に向かうことに。ちょうど前日隕石の墜落があり、さらに近隣の島には怪しげな電波を研究する研究所があるいう。そんな話を聞きながら到着した島は、奇妙なことに大人不在、宿も無人。無邪気な笑顔を浮かべた子供しかいなかった。正樹と京子が大人を探し回ると、隠された死体を見つける。その死体は、まるで子供が人形を壊したように腕をもがれ、髪が抜かれ、無邪気ないたずらで壊されたようだった……。

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