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  • 著者澤田大樹
  • 出版社亜紀書房
  • ISBN9784750517155
  • 発行2021年12月

ラジオ報道の現場から声を上げる、声を届ける

「面白おかしくしたいから聞いているんだろ」
「いや、何が問題かと思っているかを聞きたいから、聞いているんです」
2021年2月4日。
女性蔑視発言に関する謝罪会見で森喜朗氏に迫った澤田記者の「更問い」は、世論のうねりを引き起こし、社会を動かすきっかけとなった。
特別なことをしたわけではない。
おかしいと思ったことに声を上げ、真意を確かめ、その声を放送にのせる。
人数は絶滅危惧種並み、取材予算もテレビや新聞と比べてはるかに少ない「ラジオ記者」。
マイク一本で伝えられることは限られているのか? そんなことはない。
逆境をものともせず日々取材に奔走する記者から届いた、令和の時代のラジオ論。
TBSラジオ「Session」「アシタノカレッジ」など、ニュースを日々声で伝える #澤田記者、初の著書!
澤田さんの声は、1人の「記者」あるいは職業人である前にまず1人の個人として、1人の父として、そしてこの国に生きる市民として精一杯の叫びを届けているように感じます。
だからこそ、どんな権威にも屈せず、私たちの声を届ける力があるのだと思うのです。
――辻愛沙子さん(クリエイティブディレクター)

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