• 著者瀬尾まなほ
  • 出版社中日新聞東京本社
  • ISBN9784808310691
  • 発行2022年1月

#寂聴さん 秘書がつぶやく2人のヒミツ

今明かされる、寂聴さん最期の日々――。
2021年11月に99歳で逝去した作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん。その秘書を11年務めた瀬尾まなほさんが、愉快で刺激的で、時に切ない寂聴さんとの日々をつづった書き下ろしエッセイ。
執筆途中で寂聴さんが急逝し、寂聴さんを看取った瞬間とその時の思いも、詳細に書き記した。2人の日常が目に浮かぶ、写真や自筆のイラストもオールカラーで掲載。
美術家・横尾忠則さんも寄稿!
「本書に『ホンマか?』と思う話があっても、まなほさんが書く以上、ウソのような話でも全部ホンマだから、そう思って読んでみて下さい。」
『 先生の娘さん、お孫さんも間に合い、スタッフみんなも病室に集まった。みんなが代わるがわる声をかけていた。あんなに頑なに目を開けてくれなかったのに、その間は3度も、先生は私たちの声に応えてくれるかのように目を開けてくれた。
 2021年11月9日午前6時3分。99年間の長い生涯の幕を、先生は閉じた。』   (本文より)

>> 続きを表示

この本を借りた人が、最近借りている本

  • 読むだけで心の底まで軽くなる整理収納セラピー
  • 100歳の精神科医が見つけたこころの匙加減
  • 明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい
  • 家事か地獄か / 最期まですっくと生き抜く唯一の選択
  • 明るい方へ舵を切る練習
  • 3分間で気持ちの整理をするリラックスブック
  • 走ることについて語るときに僕の語ること
  • 君たちはどう生きるか
  • まほろ駅前多田便利軒
  • 52ヘルツのクジラたち