• 著者江國香織
  • 出版社新潮社
  • ISBN9784103808114
  • 発行2021年12月

ひとりでカラカサさしてゆく

ほしいものも、会いたい人も、ここにはもうなんにもないの――。胸に迫る長編小説。大晦日の夜、ホテルに集まった八十歳過ぎの三人の男女。彼らは酒を飲んで共に過ごした過去を懐かしみ、そして一緒に猟銃で命を絶った。三人にいったい何があったのか――。妻でも、子どもでも、親友でも、理解できないことはある。唐突な死をきっかけに絡み合う、残された者たちの日常。人生におけるいくつもの喪失、いくつもの終焉を描く物語。

>> 続きを表示

この本を借りた人が、最近借りている本

  • ゆれる
  • 「いつ死んでもいい」老い方
  • 病気にならない生き方 / ミラクル・エンザイムが寿命を決める
  • 九十八歳。戦いやまず日は暮れず
  • 明るい覚悟 こんな時代に
  • あるがままに生きる
  • 大河の一滴
  • 鬼滅の刃 8
  • 寂しさや不安を癒す人生のくすり箱
  • 海を見ていたジョニー