今を生きるすべての人へ――
寂聴先生が最期に残したかったメッセージとは
●見返りを求めないのが本当の愛情です。「渇愛」ではなく、「慈悲」の心で
●若き日に薔薇を摘め。トゲで傷ついてもすぐに治ります
●人間の「我欲」には限りがない。それは苦しみを生み出す原因にもなります
●自分を責めて落ち込んでいる人には、ほめて自信を取り戻させる
●他人と比べたり、過去を悔いたりしても、人は幸福にはなれません
●「私なんか」と自分を否定せずに、「私こそは」と思って生きなさい
●好きなことが、その人の才能です。何歳になろうが好きなことは見つかります
●いい波が来たら見逃さずに乗りなさい。都合が悪いことは忘れても構いません
●この世に変わらないものなどない。苦しみや悲しみもいつかは変化する
●「あの世」があるかどうかわからないが、あると思ったほうが楽しい
(目次より)