この本で紹介するのは
男の子を“男の子らしく”育てるノウハウではありません。
男の子として生まれ、
感覚が鋭く、感受性が豊かな“敏感な”子どもが
性別にしばられずに、社会で生き抜く強さを身につけ、個性を発揮してのびのび生きる。
それを実現する方法をご紹介する本です。
敏感な特性をもつ男の子たちは、親や教師、
あるいは友だちにまでもその特性を「ダメなもの」として刷り込まれがちです。
しかし、敏感な男の子たちが持つ独特の感覚や感受性は、
これからの時代の強い武器になります。
この本は、自ら発達障害傾向があり敏感だった著者が、40年以上家庭教師として不器用な子どもたちを指導した経験から、敏感な男の子の接し方、10歳までに身につけたい感受性と表現力を育てる学習法をわかりやすく解説。「子どもの敏感さを障害ではなく個性と思って育てたい」という人は必読の書です。