最近、若者の間で「承認欲求」に悩む人が増えているという。
SNS世代ゆえに、他人の目線を常に意識して生きている。
その「生きづらさ」に疲れてしまうのだという。
著者の川代紗生さんは、SNS世代のど真ん中。
書店スタッフとして働きながら、その書店のブログにコンプレックスや承認欲求を吐き出すように(でもユーモアも交えて)書きまくったところ、多くの共感の声が集まり、バズりまくった。
これまでに10万PV以上を記録した記事は10本以上ある。
強い感受性ゆえに、悩み、傷つき、成長していく姿に読者は感動を覚える。
韓国エッセイに通じるテイストがあるが、彼女の筆力ははるかにそれらを超えている。
「川代ノート」の人気記事をベースに、現代の若者が抱える「承認欲求」や「コンプレックス」「生きづらさ」、そして、そこからの脱出を描く自己啓発書。