• Author堂場瞬一
  • Publisher中央公論新社
  • ISBN9784122071681
  • Publish Date2022年1月

犬の報酬

――社内で自分を見る目が変わったと思う。陰口も耳に入ってきた。
「今時土下座なんかあり得ない」「典型的な社畜」「出世のためなら何でもやるのかよ」
そう、会社のためなら何でもやる。
大手メーカー・タチ自動車は自動運転実験中に衝突事故を起こす。警察は発表しなかったが、数日後、この事故の記事が東日新聞に掲載される。情報はどこから漏れたのか? 総務課係長の伊佐美を中心に「犯人探し」のチームが発足するが……。新聞記者、内部告発者、そして「社畜」。それぞれの正義が交錯する、圧巻の経済小説。

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