• Authorジリアン・テット 土方奈美
  • Publisher日経BPM(日本経済新聞出版本部)
  • ISBN9784532324483
  • Publish Date2022年1月

ANTHRO VISION 人類学的思考で視るビジネスと世界

『サイロ・エフェクト』著者最新作!
◆なぜ経済学やビッグデータ分析は、問題解決に失敗するのか?
◆社会科学とデータサイエンスの融合で、人類学的知見が果たすべき役割とは? 
◆FTのトップジャーナリストが、広い視野から事象を分析する人類学の思考フレームワークを解説。
◆「見えていないもの」を正しく「見える」ようにする。
現代社会に必須の知的ツール、人類学的思考法の使い方。
◆現代社会の知的ツールが、機能不全に陥っている。経済予測、選挙の世論調査、金融モデルは外れてばかりだ。こうしたツールは、世界はごくわずかな変数で分類・把握できるという前提に基づいて設計されている。視野が狭いのだ。
◆世界が安定していて、過去が未来の参考になる時代なら、それでもうまくいくかもしれない。だが変化の激しい時代、「ブラックスワン」「極端な不確実性」「未知の未来」に直面しているときは、狭い視野は危険だ。
◆ビッグデータをAI(人工知能)がどれだけ処理しようとも、そこから導き出されるのは「WHAT」だけである。事象の原因、「WHY」にはたどり着けない。
◆いま求められるのは、広い視野と「WHY」を突き詰める視点である。「未知なるものを身近なものに」「身近なものを未知なるものに」変化させ、隠れたパターンを見いだすツールである。
◆本書では人類学者のように「虫の目」で世界を視て、「鳥の目」で集めた情報と組み合わせることで「社会的沈黙」に耳を澄ます技術「アンソロ・ビジョン(人類学的視野)」を紹介する。
◆フィナンシャル・タイムズ紙(FT)のトップジャーナリストが執筆した話題作。

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