• 著者梓林太郎
  • 出版社祥伝社
  • ISBN9784396210564
  • 発行2022年1月

急流・富士川殺意の悔恨

日本の絶景を巡る人気旅情推理。旅行作家・茶屋次郎シリーズ
富士西麓を流れる日本三大急流に、悪意が浮かぶ!
少女の瞳が宿した闇。交通事故に偽装された殺人に茶屋が迫る。
その川は山間を白糸で縫うように南流し、太平洋へとそそぐ。日本三大急流の一つ、富士川である。茶屋次郎は「女性サンデー」の牧村と名川シリーズ取材のため、富士川流域に住む恩人の大工・釜石を訪ねる。すると娘の菜々緒にまつわる凶報を聞く。高校三年生の少女は、恋人がバイクに轢かれ命を落としたのだという。夕刻茶屋が、家を出た菜々緒の後を尾けると、新東名高速に架かる跨道橋上、身を乗り出した少女は橋下へ何かを投じる! 直後、高速道から激しい衝突音が響き……。若き乙女が抱えた闇とは?

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