近くの書店で在庫を調べる
  • Author白水社編集部
  • Publisher白水社
  • ISBN9784560098882
  • Publish Date2022年2月

「その他の外国文学」の翻訳者

「その他」の側から世界を見る
 翻訳大国日本。多くの外国文学が翻訳され、読まれている。その中には日本では学習者が少なく、「その他」とくくられる言語によるものも含まれる。
 しかし、「その他」だといって存在感が小さいわけではない。インディペンデントな文学賞として知られる「日本翻訳大賞」の第1回大賞の2作品は、韓国語とチェコ語による作品だった。いずれも「その他」に分類される作品が、読者からも、翻訳者からも多くの評価を得たこと自体が、このカテゴリーの奥深さのあらわれではないだろうか。
 では、「その他」を生み出しているのはどのような翻訳者たちなのか?
 日本では馴染みの薄い言語による文学を、熱意をもって紹介してきた9人の翻訳者が、その言語との出会いや学習方法、翻訳の工夫、そして文学観を語るインタビュー集。
 序文・斎藤真理子
 鴨志田聡子(ヘブライ語)
 星泉(チベット語)
 丹羽京子(ベンガル語)
 吉田栄人(マヤ語)
 青木順子(ノルウェー語)
 金子奈美(バスク語)
 福冨渉(タイ語)
 木下眞穂(ポルトガル語)
 阿部賢一(チェコ語)

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • テヘランのすてきな女
  • 世界史は化学でできている / 絶対に面白い化学入門
  • ポケット詩集
  • 灯台へ
  • グレート・ギャツビー
  • 金子みすゞ名詩集
  • BOOKMARK / 翻訳者による海外文学ブックガイド
  • 死念山葬
  • 道を歩けば神話 / ベトナム・ラオスつながりの民族誌
  • ムーミン谷の夏まつり