東京地方裁判所408号法廷、通称、外人部。肉親から遠く離れ、弁護士からさえ見放された「アジア系外国人」が、言葉の檻に閉じ込められたまま、今日も裁かれていく。法廷から日本とアジアを照射する気鋭の長編ノンフィクション。