【内容紹介】
今までに食べた最高のごちそうは、長男出産後の産院のおにぎり。
はじめて母になった幸せのおいしさだったんです――
幼少期のふたりの息子さんとの思い出から、育児と仕事との付き合い方やレミさん流の料理哲学まで、子育てと料理の喜びがたっぷり詰まったエッセイ集。47品のオリジナルレシピに加え、上野樹里さん、和田明日香さんとの「和田家の嫁姑鼎談」も収録。
【和田唱さん推薦!!】
46歳になった僕は、おかげさまで心も体も超元気。
もし子供の頃の「基礎」によるものが大きいとすれば、
ここにヒントがたくさん載ってます。
――和田唱(長男・TRICERATOPS)
【本文より抜粋】
私の子育ての基本は、「外でのびのびと遊ばせて、ご飯をきちんと食べさせて、バタンキューと寝かせちゃう」ということ。これだけを守ろうとしてきました。(「料理と遊ぶ」より)
次男が「ごめん」と言いながら、重たそうにお弁当箱を返してきたことがありました。「おいしくなかった?」と心配して受けとると。実は軽い。「あーっ、またやられた!」ひょうきんな息子をにらみながら、内心はホッとする。こんなできごとが、毎朝お弁当を作るエネルギーになっていたのかもしれません。(「お弁当はバロメーター」より)
【目次】
・はじめに
・料理は遊び感覚で
・特別な日を作ろう
・ごちそうおにぎり
・十二時すぎのシンデレラ
・野菜はえらい
・魚もえらい
・寒い日はあったかい
・おやつの時間
・レシピさくいん
★和田家の嫁姑鼎談
平野レミ×上野樹里×和田明日香
本書は、1997年に講談社より刊行された『笑顔がごちそう』を大幅に加筆・修正のうえ、新たに原稿を加え再編集した作品です。