女性労働力率が高いという共通点をもつ三カ国をインタビューやアンケートから分析して比較する。それらを通して、日本のケアネットワークと愛情規範の特徴を明らかにし、ケアと愛情が強く結び付いて性別役割分業を根強く残存させている実態を浮き彫りにする。