幕末に国禁を犯して函館から密出国し、19世紀後半のアメリカ社会を中心に異文化の清新な空気にふれて文明開化期の日本に帰国した新島襄(1843‐90)は、日本初の私立大学設立を目指した教育者であり、キリスト教伝道を通じて日本の近代化に挺身した宗教者である。その波瀾に富んだ生涯を、残された自筆の記録を再編成し、時系列に追う。
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