口語で語る紙上講義!
文化政策を基礎から学びたい市民のための新テキスト誕生!
架空の16講義を通して著者が口語で語りかける、新様式の文化政策テキストが生まれました。
「文化」と「政策」は、どのように関係するのだろうか? 自由な個人の創造活動と、行政が策定する文化を管理する政策(法制度や基本計画)は共存できるのだろうか? これまで語られることのなかった市民の立場、視点から文化政策を捉えてみようとする試みです。
本書はⅡ部構成。Ⅰ部基礎編では、文化政策の歴史的・理論的検討を土台に政策と法整備の概観を経て現代社会におけるコミュニティのありかたという根本的な問いに対しての解を求めます。Ⅱ部発展編では文化多様性に支えられる市民社会に生まれる「文化的コモンズ」醸成の方途を探ります。
市民、学生、行政職員、芸術文化関係者のみなさんに、広くご一読いただきたい1冊です