現代増加の一途をたどる「不安障害」。
不安障害とは払拭できないほどの不安や恐怖の感情が過剰に付きまとい、
日常生活に支障をきたすような状態になることです。
一概に不安障害といってもさまざまな症状があり、
突然理由もなく激しい不安に襲われて発作などを引き起こす「パニック障害」や、
謎の強迫観念にとらわれて意味のない行為を繰り返す「強迫性障害」、
若者に多く人前にでると異常に緊張して体調を崩す「社交不安障害」などタイプは異なります。
本書ではそのような不安から引き起こされる心の不調について、症状例をそえて専門医がわかりやすく解説。
自分の「不安障害度」を簡単にチェックできる診断テストも掲載。
病気を自覚し、その症状にあわせた治療を受けられるようサポートする一冊です。