自分を知るため、自己分析の方法として
占星術という素晴らしいアプローチがあることを知っていますか?
この本は、「占星術を学ぶこと」ではなく、
「自分自身と向き合うこと」が最大のテーマになっています。
コロナ禍で「余白の時間」が増え、
学生さんから年齢を重ねた大人まで、おそらく世界中の人が、
否が応でも「自分自身」に向き合わされているときだと思います。
そして、「風の時代」と呼ばれる変革期──
情報や選択肢が広がる社会は、常に人の持ち物や生き方と
自分を比較せずにはいられない環境です。
「自分を変えよう!」「新たに何かを取り入れよう!」と、
変化やインプットばかりを “煽る”ようなハウツー論も溢れかえっています。
そのような中で、私たちは、日々追い立てられ、
焦燥感や劣等感や不足感ばかりが募り、
本当に大切な「自分の足元」を見失ってしまいがちです。
本書は、焦らなくても、不安にならなくても、
「すでに持っていることに気づこう」というコンセプトを大々的に掲げます。
外の世界に振り回されず、自分の中に目を向ける。
ほかの誰でもなく「自分にとって、何が幸せか」。
この本が、本来の自分を取り戻し、
自分らしい生き方を改めて考える機会となることを願っています。