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  • 著者村木嵐
  • 出版社幻冬舎
  • ISBN9784344039117
  • 発行2022年3月

阿茶

私はこれから、
この世で最も恐ろしい罪を犯す。

才を買われ、徳川家康の側室となった阿茶。
生涯たった一人の女性を、彼女は愛した。
最後まで信じたのは、禁じられた宗教――。

時代小説の旗手渾身の傑作。
才気溢れる阿茶の、秘めた想いに迫る。
「一体どうすれば、天下が取れるのか」。美貌も有力な後ろ盾もない阿茶には、男を凌ぐ知恵があった。夫亡き後徳川家康の側室に収まり、その才を生かし織田・豊臣の天下を生き延びる。そんな彼女には、家康よりも息子よりも愛した人がいた。
阿茶の知られざる真実に迫る、傑作歴史小説。

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