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  • 著者上田琢哉
  • 出版社岩崎学術出版社
  • ISBN9784753311972
  • 発行2022年3月

カウンセリングを倫理的に考える

公認心理師という国家資格が成立したことで,「そもそもカウンセリングとは何なのか」,「何がカウンセラーを専門家たらしめているのか」が,(外側からだけでなく内側からも)あらためて問われています。その問いに答えるためのキーが「倫理」なのです。倫理的問題は日々の臨床実践の中で頻繁にぶつかる具体的状況であること,同時に倫理的問題はカウンセリングという営みの本質を考えるよいテーマであること,さらに今後も時代に応じた新しい倫理的問題が出現してくるだろうという三点から,カウンセリングの倫理についてまとめる本書の意義があります。特に,公認心理師養成カリキュラムの中で必修科目として位置づけられ,資格試験にもかなりのウェイトで出題される「公認心理師の職責」という領域のサブテキストとしても使えるように構成しました。

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