シロは、さぶろうさん一家とくらしている白い犬。お母さんと買いものにでかけるとお母さんのカゴを見てワン。学校帰りのさぶろうにはランドセルにとびついてワンワン。どうやらなにか伝えようとしているシロ。でも、人間の言葉を話せないので、わかってもらえなくて…。大好きな家族に伝えたいシロの気持ちって、いったいなんだろう? 内田かずひろのマンガ『シロと歩けば』のお話のひとつを、歌人の枡野浩一による文章で絵本化。