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  • 著者イトイ圭
  • 出版社小学館
  • ISBN9784098612987
  • 発行2022年4月

おとなのずかん 1 改訂版

彼は愛する男ではなく初対面の女と結婚する

亡くなった男友達・ハルキから
渡された一枚のメモに書かれていたのは、
自身の子ども・キキを“あげる”という
驚きの言葉だった。

「ただハルキって人間が好きだった。」
そう思うほど大切に想い、
彼と家族になりたかった男・クドーは、
キキと“本当”の家族になるため
その日出会ったばかりの女・布紗子に
結婚を申し込むが…!?

男友達と家族になりたかった男と人助けをしたい女が結婚したら…?
新たな大人のあり方を問う、“家族”の物語。

【編集担当からのおすすめ情報】
「…友達と家族になれたらええのに。」
「ただハルキって人間が好きだった。」

大切な男友達、ハルキと家族になりたい。
そんな純粋な親愛を
貫こうとする主人公・クドー。

友達が好きっておかしいこと?
カレシとかダンナとか父親とか。
そんな、“役”にハマらなくてはいけないの?

そう思いながらも、
ハルキの忘れ形見である娘・キキと
家族になるため結婚を決意し、
世間から与えられた“役”にハマってしまう。

これでよいのかと悩める大人・クドーの姿は、
「こんな生き方でも、
こんな大人でいてもいいんじゃないの?」
そう私たち読者に問いかけてきます。

新たな大人のあり方を問う、“家族”の物語。

『花と頬』で文化庁メディア芸術祭
漫画部門新人賞を受賞した鋭才、
イトイ圭が贈る衝撃作です!

※こちらの作品は、イトイ圭先生の最新作です。改訂版ではございません。

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