僕はロックな写真家であり続ける。 ― 平間 至
タワーレコードのキャンペーン「NO MUSIC, NO LIFE.」をはじめ、1990年代から現在まで数えきれないアーティストたちの写真を手がけ、それまでになかった”音楽が聴こえてくるような躍動感あるポートレート”で写真界に新しいスタイルを打ち出した写真家・平間至(1963-)。
平間の名を一躍世に知らしめた<MOTOR DRIVE>などの初期作品、 タワーレコードのキャンペーン「NO MUSIC, NO LIFE.」をはじめとした様々なメディアのために撮影された膨大なアーティストのポートレートから精選された作品群、舞踊家・田中泯 を追い続けたシリーズ<場踊り>、東日本大震災後に撮影された内省的な心象風景シリーズ<光景>、平間写真館で撮影された作品など「写真と音楽」をテーマに精選した100点を掲載。
本書は2022年4月2日(土)~5月8日(日) 「平間至写真展 すべては、音楽のおかげ」(京都・美術館「えき」KYOTO)、2022年6月10日(金)~6月30日(木)「写真家・平間至の両A面 アー写/エー写」(東京・FUJIFILM SQUAREの公式図録写真集となります。
【略歴】
平間 至 (ひらま・いたる)
1963年、宮城県塩竈市に生まれる。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、写真家・伊島 薫氏に師事。1996年からタワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」のキャンペーンポスターをはじめ、多くのミュージシャンの撮影を手掛ける。2006年よりゼラチンシルバーセッションに参加。2008年より「塩竈フォトフェスティバル」を企画・プロデュース。2012年より塩竈にて、音楽フェスティバル「GAMA ROCK FES」を主宰。2015年1月、東京・世田谷の三宿に平間写真館TOKYOをオープン。