チベット密教の王国を行く!
化身と輪廻転生を信じる人びとは死を恐れない。
標高3000mの山道の果てに見た幸福の姿とは?
「死」に対する考えが、ブータン人と日本人とでは大きくちがう。
ブータン人は「死」に対して、恐れということをあまり感じていないように見える。自分が死後、必ず別のものに生まれ変わると確信していれば、死ぬことを恐れることもないのだろう。死は次の生のはじまり、ともいえるのだ。――<本文より>
<ブータンに息づくチベット密教を訪ねた道のり>
パロ―ティンプー―ドチュ・ラ峠―ワンデュ・ポダン―ペレ・ラ峠―
トンサ―ヨトン・ラ峠―中央ブータン―プナカ―ティンプー―パロ