第一部では、京都を舞台に比叡山で修行に励みつつ煩悩に苦しむ、8~35歳の若き日の親鸞が描かれました。次の第二部。越後へ追放され、そして関東を流浪する親鸞。師の教えに追いつき追い越そうと苦悩する、36~61歳の姿が活写されました。そして待望の第三部では、親鸞は京都へ帰還します。最も多くの業績を残したといわれる61歳から90歳までの、師を超えていく聖人の軌跡が、活気あふれる群像劇として綴られるのです。
最初の作品『親鸞』(2008年9月1日~2009年8月31日連載)では、京都を舞台に比叡山で修行に励みつつ煩悩に苦しむ、8~35歳の若き日の親鸞が青春群像劇として生き生きと描かれました。次に前作『親鸞 激動篇』(2011年1月1日~12月12日連載)。越後へ追放され、そして関東を流浪する親鸞。土地の人々と交わるなかで、師の教えに追いつき追い越そうと苦悩する、36~61歳の姿が活写されました。そして待望の第三部では、親鸞は京都へ帰還します。最も多くの業績を残したといわれる61歳から90歳までの、師を超えていく聖人の軌跡が、活気あふれる群像劇として綴られるのです。