近くの書店で在庫を調べる
  • 著者小野不由美
  • 出版社KADOKAWA
  • ISBN9784041124406
  • 発行2022年6月

営繕かるかや怪異譚 その弐

両親と弟が鬼籍に入り、かつて花街だったという古い町並みにある町屋の実家に戻ってきた貴樹。貴樹が書斎として定めた部屋はかつて弟が使っていた部屋だった。何気なく、書棚に立てかけられた鏡をずらしてみると、柱と壁に深い隙間があった。そしてその向こうに芸妓のような三味線を抱えて座るはかなげな着物姿の人影が見えた。その女と弟の死には関係があるかもしれないと探すうちに、貴樹がその女を見ずにはいられなくなり――。(「芙蓉忌」より)
他、「関守」「まつとし聞かば」「魂やどりて」「水の声」「まさくに」の全6篇を収録。
解説は織守きょうや氏。 2019年、第10回 山田風太郎賞最終候補作。

>> 続きを表示

この本を借りた人が、最近借りている本

  • 地獄先生ぬーべー 其ノ7
  • 地獄先生ぬ~べ~ 其ノ5
  • 地獄先生ぬ~べ~ 其ノ6
  • 地獄先生ぬ~べ~ 其ノ4
  • 子宝船 / きたきた捕物帖 二
  • むらさきのスカートの女
  • 地獄先生ぬ~べ~ 其ノ1
  • 地獄先生ぬ~べ~ 其ノ3
  • 地下街の雨
  • ヒカルの碁 23

この本を寄贈した人