佐藤優氏が、論壇デビューを果たした2005年から書き綴ったプーチン論を、大幅に加筆・修正して、新たにウクライナ情勢を加筆した渾身のプーチン論を緊急出版。なぜプーチンは、第三次世界大戦の導火線にもなりかねないウクライナへの侵攻を決断したのか。その理由を彼の行動だけでなく、思想から読み解かなければ、いまの国際情勢を正しく認識することはできない。外務官僚時代、大統領となる前の若き日のプーチンに出会っていた著者だからこそ論及できる、プーチンの行動と思想。