時代を切り拓いた日本の偉大な女性100人
現代を生きるヒントが見つかるニュー偉人伝
【本書の特長】
いま世界中で人種差別問題が噴出し、ジェンダーの壁を取り払った社会的マイノリティの権利拡大、女性のさらなる社会進出の背中を押す動きが加速。世界の女性が経済・政治など多彩な場面で活躍する一方、日本の女性の活躍度の低さは「ジェンダー・ギャップ指数」などにも表れている。本書は、社会を変革してきた日本の女性偉人100人を、歴史の流れに沿うのではなく、生き様をテーマ別にして紹介するこれまでにない画期的な構成。日本編では、女性にとっての新しい道を開拓した人、男性中心の世界で努力を重ね結果を出してきた人、世界を舞台に活躍する人らが登場。彼女たちの生き方、考え方を通して、現代を強く生きる知恵・マインドを学ぶ。どこか生きづらさを感じている女性、多様性のなかを生きる子供たちに、勇気をおくる一冊。
【監修者】
ヤマザキマリ
漫画家・文筆家。東京造形大学客員教授。1967年東京生まれ。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機にエジプト、シリア、ポルトガル、アメリカなどの国々に暮らす。2010年『テルマエ・ロマエ』で第3回マンガ大賞受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞受賞。2017年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ綬章。著書に『スティーブ・ジョブス』(ワルター・アイザックソン原作)『プリニウス』(とり・みきと共著)『オリンピア・キュクロス』『国境のない生き方』『ヴィオラ母さん』『たちどまって考える』『ヤマザキマリの世界逍遥録』『ムスコ物語』など。