「人には、たくさんの気持ちがある。うれしい、悲しい、くやしい、さびしい、しあわせ、こわい……。」と、どんな気持ちも、大切なあなたの気持ちで、どんなときでも、感情は、心の状態を知らせてくれるアンテナであることを、子どもたちの手描きの絵とともに語りかけます。そして、言葉にできない気持ちがあることや、それらの感情をどう表現していけばいいのか、ということもについても。アメリカで開発されたCAP(子どもへの暴力防止)教育プログラムを日本に紹介した森田ゆり氏による絵本。子どもたちはもちろん、親や先生をはじめ、たくさんの大人にも読んでいただきたい1冊です。