こどもとしょかん 2022年春173号

    ●特集  東日本大震災復興支援事業「3.11からの出発」十年間の試み 小関知子・内田直子

    今号は、当館の東日本大震災復興支援事業(2011年4月~21年3月)を特集しました。松岡享子名誉理事長とともに中心になって担当した、理事の小関知子、職員の内田直子が概要を報告します。 活動は、岩手県陸前高田市を中心に、陸前高田こども図書館「ちいさいおうち」(盛岡市のNPO法人うれし野こども図書室分館)への協力、市立小友小学校を定期的に訪問してのお話会、被災地の子どもたちに届けたい本のリストの作成、講座・講習会開催など、多岐にわたりました。あわせて、関わられた方々や、小友小学校の子どもたちから寄せられたメッセージを掲載しました。松岡さんが最晩年に精力を注ぎ込んだ事業のあらましをお読みください。

    ○巻頭言 心のリズムにそっと耳をかたむける優しさを 佐藤 慧 ○新潟の本棚から 第24回 真壁伍郎 ○この人、この本 絵本作家 西村繁男さん ○風見鶏 ちいさないす ここにも子ども図書室 藤原 梓 ○松岡享子名誉理事長の旅立ちに寄せて 張替惠子 ○書評『ハタハタ』『銀のナイフ』 ○本の会から ピーターラビット・シリーズ

    ○『知識の海へ』古今の“おことば ”探し 杉山きく子 ○復刊キャンペーン「今ふたたび、この本を子どもの手に!」 ○協力団体よりおしらせ (公財)伊藤忠記念財団「子ども文庫助成事業」2022年度募集

    ほか

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